CISPR 16-1-4に準拠したアンテナマストシステムFAMシリーズは、キャスター付きで折りたたみ可能なので、移動や取り扱いが容易です。

不要反射を減らすため、マストはファイバーグラスと樹脂を材料としており、反射材料は最小限に抑えています。

クランプで簡単にアンテナチューブの位置決めができます。

ANSI C63.4とCISPR 16-1-4に準拠したFBMボアサイトマストは、FAMアンテナマストに取り付け、アンテナを傾斜させます。

FBMソフトウェアにより、個々のアンテナの基準点、EUTとの距離、EUTの位置及びサイズに従って測定傾斜角度が自動的に計算され、セットされます。

また、測定順序、データ取り込みが監視されます。　測定開始位置は調整可能です。

一方で、傾斜機能をオフにすれば、標準マストとしても使用できます。

コントローラー FC06は、位置決め装置各種の制御を行います。最大6台の自動化デバイスを駆動することができます。

FC06には、GPIB IEEE 488.2とRJ45が標準装備されています。また、ワイヤレスルーターへの接続も可能なので、暗室が開いている状態では、モバイル端末より操作が可能です。

ソフトウェアは、大変使いやすく設計されていますので、誰でも簡単に使用できます。

FSMはシリーズ標準的な手動アンテナマストです。

伸縮タイプのアンテナマストFSM-1.6/FSM-2.0の高さは、手動で調整できます。

不要な反射を避けるため、マストはグラスファイバー製です。折りたたみ式三脚なので、安全で容易にセットでき、三脚に取り付けられた水準器によりマストのレベル調整も簡単に行うことができます。

アンテナは、3/8インチの雄ネジに直接、或いはアダプターを使用して取り付けます。

FSM-4.0の主な用途は、高さスキャンが必要なエミッション測定です。

手動ウィンチを使用すれば、0.4 mから4,15 mまでの高さ変更を簡単に行うことができます。

FSM-4.0は、大変コンパクトに収納が可能なので、持ち運びにも大変便利です。

アンテナは22mmチューブを直接取り付けることができ、垂直・水平の手動切り替え固定も可能です。

垂直・水平の自動切り替え装置（FPD-01)のご提案も可能です。コントローラーFC06.1より制御します。